このデモについて

募集「【フルリモート】AI開発ツール活用の小規模システム開発」への応募資料です。進め方・成果物・スコープ・AI開発ツールの使い方をまとめています。

株式会社マークテック 様/ 御社は電気工事業・製造業向けの経営・人事・DX支援を手がけ、顧客向け業務ツールも開発されていると拝見しました。 本デモは「特定業界に限定しない顧客向け業務ツールの小規模開発」というご意向をふまえ、 御社が電気工事会社の顧客へ提供する場面を想定した試作です。1つの小規模プロジェクトを、 要件整理 → 試作 → テスト → 文書化まで、御社と確認しながら進めるイメージを形にしています。

募集要項との対応

募集要項の項目このデモで示していること本契約での成果物
要望・現状整理、要件・タスクのたたき台 トップページの「課題」整理、各画面の目的定義、資格マスタの区分・根拠法令の整理 ヒアリング議事録/要件定義書(機能・非機能・スコープ内外)/WBS を GitHub Issue 化
AI開発ツールでの試作・小規模修正 この動くデモ一式(HTML/CSS/バニラJS、依存ライブラリなし)を Claude Code で作成 機能ごとにブランチを切り、小さな PR で確認しながら実装。修正も PR 単位
テスト、不具合調査、修正 期限判定・現場配置判定ロジックの動作確認(基準日を固定して再現可能に) テスト項目書/主要ロジックの自動テスト/不具合は Issue で再現手順から追跡
仕様書・変更履歴・操作手順の作成 本ページに仕様・前提・データ構造を明記。README にセットアップ手順 仕様書/CHANGELOG(Keep a Changelog 形式)/画面つき操作マニュアル
GitHub(Issue/PR)での管理 下記「GitHub 運用イメージ」に、Issue・PR・ブランチ戦略の運用案を掲載 Issue/PR テンプレート、かんばんボード、マイルストーンで進行管理
週1回程度の進捗共有(ココナラ上) 下記「週次進捗共有サンプル」に報告フォーマットを掲載 毎週、実績・課題・次週予定・確認事項をココナラ上で共有
個人情報・認証・決済等の高リスク領域 含めていません。氏名・現場名等はすべて架空。ログイン機能なし 単独では扱わず、御社確認のうえ対応範囲・体制を相談してから着手
本番公開は当社確認後 ステージング環境で確認 → 御社レビュー → 承認後に本番反映、を徹底

スコープ(このデモの範囲)

含むもの

  • ✓ 従業員台帳(所属・役職・保有資格)と検索・絞り込み
  • ✓ 保有資格の追加・編集・削除(この端末に保持)
  • ✓ 資格マスタ(区分・更新要否・有効期間・根拠法令)
  • ✓ 期限アラート(期限切れ/30日以内/90日以内)+対応状況の管理
  • ✓ 現場配置チェック(工期終了日まで有効かで判定)
  • ✓ 資格保有マトリクスと CSV エクスポート

含まないもの(本契約で相談)

  • — ログイン・権限管理などの認証
  • — サーバー側DB・複数端末でのデータ共有(今回は localStorage)
  • — メール/LINE 等での自動通知(設計のみ想定)
  • — 免許証画像などの個人情報の保管
  • — 実データの移行、既存システム連携
  • — 帳票(安全書類)の自動生成

進め方(約1か月・25〜30時間の想定)

フェーズやること成果物目安
1. 要件整理共有いただくヒアリング内容・既存資料の読み込み、現状整理、要件・タスクのたたき台作成議事録・要件定義書・WBS(Issue化)4〜5h
2. 設計画面設計、データ項目の定義、技術選定(静的ホスティング前提の軽量構成)画面設計メモ・データ定義・ADR3〜4h
3. 試作・実装Claude Code で機能単位に試作。小さな PR で御社確認を挟みながら調整動くアプリ・機能ごとの PR10〜13h
4. テストテスト項目の作成、判定ロジックの確認、不具合調査・修正テスト項目書・自動テスト・修正 PR4〜5h
5. 文書化仕様書・変更履歴・操作手順の整備、引き継ぎ仕様書・CHANGELOG・操作マニュアル3〜4h

AI開発ツール(Claude Code)の使い方

使い分け

  • 設計・雛形:データ構造や画面の骨組みをまず生成し、こちらで方針に合わせて整える
  • 反復実装:「一覧 → 詳細 → 追加フォーム」のような似た画面を素早く量産
  • リファクタ:共通処理(日付計算・ステータス判定)の切り出しを提案させ、レビューして採用
  • テスト補助:境界値(期限ちょうど、うるう年、未入力)のテスト観点を洗い出させる
  • ドキュメント下書き:操作手順・変更履歴のたたき台を生成し、事実確認して確定

生成コードのレビュー観点

  • ☑ 仕様どおりか(特に日付・期限の境界。「30日以内」に当日・期限切れを含むか)
  • ☑ 入力の検証(空欄・不正な日付・想定外の値)と表示崩れ
  • ☑ 不要な依存やライブラリを足していないか(静的ホスティング前提を維持)
  • ☑ 文言・単位・端数処理が実務に合っているか
  • ☑ 個人情報・外部送信を勝手に加えていないか
  • ☑ 例外時に黙って落ちないか(localStorage 不可などの環境差)
AI が間違えやすかった例(このデモで実際に直した箇所)
  • ・期限判定で「残り0日」を有効側に入れていた → 当日を「30日以内(要対応)」に含める仕様へ修正し、判定関数にコメントを追加。
  • ・現場配置チェックが「今この瞬間に有効か」で判定していた → 「工期終了日まで有効か」に変更し、工期中に失効する人を別区分(黄色)で表示。
  • ・CSV 出力が Excel で文字化け → UTF-8 BOM を付与。カンマ・改行を含むセルのクォート処理も追加。

GitHub 運用イメージ

Issue / PR の例

#12現場配置チェック:工期中に失効するメンバーを警告表示にする
#13feat: 失効予定を verdict=warn として分離(closes #12)
#18不具合:CSV が Excel で文字化けする
#19fix: CSV に UTF-8 BOM 付与+セルのクォート処理(closes #18)
#22資格マスタに「石綿作業主任者」を追加したい(要望)

ブランチ戦略・進行管理

  • main:常に動く状態。ステージングへ自動反映
  • feat/*・fix/*:作業ブランチ。1 Issue = 1 ブランチ = 1 PR を基本
  • PR には「目的/変更点/確認方法/スクリーンショット」を記載
  • かんばん:Backlog → 今週 → レビュー待ち → 完了
  • マイルストーン:要件定義/試作/テスト・文書化 の3つ
  • 本番反映は御社の承認コメントを得てから

週次進捗共有サンプル

第1週(要件整理・設計)予定どおり
  • 実績:ヒアリング内容を整理し要件定義書 v0.1/画面設計メモを作成。Issue を9件登録
  • 課題:資格の「更新周期」は機関により幅がある → マスタで調整できる方針に
  • 次週:ダッシュボード・従業員台帳・資格マスタの試作
  • 確認いただきたい点:対象とする資格の初期リスト(14種)でよいか
第2週(試作)一部持ち越し
  • 実績:ダッシュボード/従業員一覧・詳細/資格マスタを実装(PR #4〜#9)
  • 課題:現場配置の判定基準(現時点 or 工期末)で仕様確認が必要 → Issue #12
  • 次週:期限アラート、現場配置チェック、資格保有マトリクス
第3週(試作完了・テスト着手)予定どおり
  • 実績:残り3画面を実装。判定ロジックの不具合を2件修正(#13, #19)
  • 次週:テスト項目書に沿った通し確認、操作マニュアル・CHANGELOG 整備

技術・前提

構成
HTML / CSS / バニラ JavaScript(フレームワーク・ビルド不要)
データ
初期デモデータ+ブラウザの localStorage(追加・編集はこの端末に保持)
グラフ
外部ライブラリなしの自作 SVG
画像
すべて自作の SVG イラスト/アイコン(電気工事テーマ)
基準日
2026/08/29 に固定(期限判定を再現可能にするため)
ホスティング
フォルダをそのまま Cloudflare Pages 等にアップロードで動作
対応ブラウザ
最新の Chrome / Edge / Safari / Firefox

本デモに登場する氏名・社員番号・現場名・元請名はすべて架空のサンプルです。 個人情報・認証・決済等の高リスク領域は含んでいません。実運用時の資格・更新周期・法令の扱いは、御社および実施機関の基準に合わせて調整します。